保育士さんが働くならどこがいい？
-東京都中央区編-

「せっかく東京で働くなら、東京をめいっぱい感じて働きたい」「保育士が働きやすいのはどこだろう？」

同じ東京でも、市や区によって働く環境は大きく変わります。今回は、保育士さんが働く街として東京都中央区はどのような環境なのか、ご紹介します。

中央区は、名前の通り東京都23区の中央に位置します。国の行政の中心部である千代田区、大使館や外資系企業が多い港区などと隣接しており、これら3区で都心3区と呼ばれています。

電車通勤の乗り換え駅となるターミナル駅からのアクセスも良好で、通勤しやすい区と言えます。

京橋地域　銀座・築地・八丁堀など

高級商業地の代表格といえば、銀座。昼も夜も華やかな人であふれていて、遊びに行く街という印象の方が多いのではないでしょうか？
銀座を含む京橋地域には古くからの住宅地もあり、約4万2千人の方がお住まいです。(2023年8月時点※)

※参考：中央区ホームページ　中央区の人口・世帯数

日本橋地域　人形町・茅場町・兜町など

お隣の千代田区にある丸の内や大手町とともに、日本最大のビジネス街を形成しています。古くから五街道の起点として交通や物流の要所であり、現在も日本橋三越本店など老舗の商業施設が多くあります。
日本橋地域には約5万4千人の方がお住まいです(2023年8月時点※)。

※参考：中央区ホームページ　中央区の人口・世帯数

月島地域　佃・勝どき・晴海など

タワーマンションが多く立ち並ぶ、新しい街です。オフィス街へアクセスが良いため、働き盛りの世代にも人気がある地域です。
月島地域には、中央区の3地域の中で最大となる約7万8千人の方がお住まいです(2023年8月時点※)。

※参考：中央区ホームページ　中央区の人口・世帯数

総務省の統計によると、中央区民の平均所得は23区の中で4位です。パワーカップルと呼ばれる共働きでともに高収入を得ている世帯なども多く、ある程度金銭的に余裕がある世帯の割合が多いと言えますね。

中央区内には、公立保育園が14園、私立認可保育園が66園、認定こども園が5園、地域型保育事業が2園あります(2023年9月時点※1)。

保育時間※1は7時30分から18時30分まで、延長保育※1は19時30分まで。少し短めなので、働く保育士さんとしてはシフトの幅が狭く働きやすそうですね。

2024年4月開園予定の保育園※2も複数あるなど、保育士さんの活躍する場はたくさんあります。

※1参考：中央区ホームページ　認可保育所　利用案内
※2参考：中央区ホームページ　保育園新規開設情報

東京23区の保育園は全体的に園庭を持つ割合が低めで、中央区も同様です。外遊びには、区立公園の他、浜離宮恩賜庭園、晴海ふ頭公園などの都立公園が定番です。また、中央区は水辺に恵まれているため、川沿いの公園や橋なども身近です。

東京都中央区の保育士の平均給与は、正社員が月給28万6,251円、パート社員が時給1,297円、派遣社員が時給1,652円です（参照元：2023年9月現在 当社ホームページ）。

また、中央区の保育園で働く保育士さんは、中央区保育士等職員宿舎借上支援事業を利用できる場合があります。これは、保育士等の住居として物件を借り上げている保育事業者に対する制度ですので、利用可否や詳細については、就業(予定)先の保育事業者にお問い合わせください。※

※参考：中央区ホームページ　中央区保育士等職員宿舎借上支援事業を実施しています