日々の子どもの様子を記入する!保育日誌の書き方
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#日々の保育
作成日 2016/05/18
更新日 2021/11/06
日々の子どもの様子を記入する!保育日誌の書き方
保育日誌は保育計画(年間計画・月案・週案)を踏まえ、常に保育が適切に進められたかを把握し、次の保育に生かす資料となるよう実践を記録するものです。
ここでは、保育日誌に書く内容をおさらいし、限られた時間の中でもスムーズに書き上げるためのポイントを紹介していきます。
目次 |
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保育日誌の内容
保育内容・ねらい
その日に実施した保育内容を時系列に沿って記録するとともに、保育士の想いや考え、特記すべき子供の言動など、保育の目的にポイントを絞った考察事項を書き入れます。
出席人数・欠席理由
その日欠席した子どもがいる場合は、その理由を記します。
体調不良による欠席なら、わかる範囲内で発祥の経緯や通院の有無についても記録しておくと、感染症対策を検討する際に役立ちます。
子どもの健康状態
咳や鼻水などの風邪の症状がみられたり、食事を残す子どもが多い、ぼーっとしている時間が長いなど、保育中に気になる様子が見られたら漏れなく記録します。
子どもの体力に応じた保育内容を考える際の参考になります。
保護者への連絡事項
連絡帳とは別に、保護者に対し持ち物や予定変更などのお知らせをした場合は、その内容を記録しておきます。
⑤ 反省・評価一日の保育を振り返り、反省点や課題を列挙します。明日の保育に活かせるよう、具体的に記録することが大切です。
保育日誌の書き方ポイント
詳細に記録する
子どもの様子は、後で読み返したときにはっきりと思い出せるように書くのがポイントです。子どもが発した言葉をそのまま記録することや、保育者のかかわり、保育者としての気持ちを書くのも良いですね。
単なる活動の羅列の「記録」だけでは子どもの変化や成長を把握しにくいですが、より詳細に書いておくとそのプロセスを見出すことができます。
まとめて書こうとしない
一日の最後にまとめて記録するのは大変な負担になります。いざ保育日誌を開いたときに、書こうと思っていた出来事の記憶があいまいになっていることもしばしばあります。
記録しておきたい出来事があったときには、すぐにメモを取るようにしておくと保育日誌に費やす時間と労力を省略できます。
その日のテーマを決めておく
一日の始まり、または前日の記録をまとめながら「外遊びの様子を中心に観察しよう」「女の子の遊びに注目しよう」など、観察の視点を絞っておくと記録しやすくなります。特定の子どもやグループを2~3日間ほど継続して観察するのも新たな発見につながるでしょう。
また、先輩の保育日誌を参考に、どのような場面に注目しながら保育を実施しているのか勉強してみるのもおすすめです。保育日誌は、コツをつかめば短時間で簡潔に仕上げられます。
子どもの成長に活かせる保育日誌を
保育日誌は、より良い保育を行なうことを目的に毎日を振り返るための資料です。工夫や改善を繰り返して、子どもの成長に活かせる保育日誌を作成してくださいね。
「わたしの保育」を運営するテンダーラビングケアサービス では、保育士向けに保育の現場で役立つ無料の研修を随時行なっています。
適切な保育のための知識や、子どもたちを喜ばせるレパートリーを増やしていただくためのサポートをさせていただければと思いますので、ぜひご参加ください。
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監修者 PROFILE
鈴木 和子テンダーラビングケアサービス 保育応援サポーター
保育現場での施設長を経験した後、保育施設の運営サポートや新園の立ち上げに従事。また保育士の育成や研修も担い、保育の引き出しを豊富に持つ。子育てアドバイスや保護者向けの絵本読み聞かせ研修も実施し、保育の分野で幅広く活躍。現在は当社の保育研修に携わっている。