いろいろあります! 保育士の就職先の種類
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#保育施設について
作成日 2016/03/09
更新日 2023/05/19
いろいろあります! 保育士の就職先の種類
保育士の活躍の場は保育園だけではありません。
子どもの保育が必要な現場では、保育士の知識と技能が非常に重宝されているのです。
ここでは、保育士資格の保有者が働ける就職先について紹介していきます。
目次 |
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保育園
両親が働いていたり、両親が病気などの理由で十分な保育が受けられない子どもを預かる施設です。
0歳から小学校就学前までの乳幼児を対象としています。
保育士は子どもの健康を管理したり、基本的な生活習慣を教えたりしながら心身の成長を助けるほか、
子育てに悩む保護者のサポートもしていきます。
最近では、企業勤務者の子どもを保育することで企業の活性化を図る「企業内保育」、
24時間交代で働く医師や看護師などの子どもを病院内や病院周辺で預かる「院内保育」なども登場して
保育士の活躍の場が広がっています。
児童厚生施設
「児童厚生施設」は児童に健全な遊びを与えることで心身の健全な育成を図る施設です。
「児童館」や「児童遊園」の名称で知っている方も多いのではないでしょうか。
ここには保育士や教諭の資格を持つ「児童厚生員」が2人以上配置されており、
地域の子どもたちに遊びやスポーツ、文化などを教えていきます。
児童養護施設
「児童養護施設」は、保護者の病気や経済的な事情、保護者からの虐待など
何らかの理由で家庭生活を続けられなくなった子どもたちが入所する施設です。
施設の規模は数十名程度から数百人以上が入所できる大規模なものまでさまざま。
18歳までの子どもを対象としていますが、特別な理由などがあれば20歳まで利用することができます。
保育士はそんな養護すると同時に、時には親の役割も果たし、信頼関係を築いていくのです。
乳児院
何らかの理由で家庭での養育が困難になった
新生児~2歳くらいまでの乳幼児を入院させ、養育を行う施設です。
保育士はそんな子どもたちの”親代わり”となり、医師や看護師などと連携を取りながら、
授乳、食事、おむつ交換などあらゆる世話をして24時間体制で子どもたちを育てていきます。
2歳を過ぎた子どもたちは親元へ帰ったり、里親などに引き取られたりするほか、
生活の場を児童養護施設へ移して引き続き養育されることもあります。
肢体不自由児施設
上肢、下肢、体幹などに麻痺や機能的な障害をもつ児童を入所させ、
訓練や指導を行いながら療育する施設です。
保育士は、子どもたちに基本的な生活習慣や他者とのコミュニケーションなどを教える
「生活指導」を行うほか、就学前の幼児に対しては心身の健全な発達を促すための教育も施します。
自閉症児施設
自閉症と診断された18歳未満の子どもを保護し、医療的なケアや自活のための訓練などを行う施設です。
病院での治療が必要な子どもを預かる「第1種自閉症児施設(医療型)」と、
病院での治療を必要としない子どもを対象とした「第2種自閉症児施設(福祉型)」があります。
保育士は、日常生活の介助や指導、就学前の子どもの保育などを行い、
子どもたちの自活を手助けしていきます。
保育士にはさまざまな就職先があります。
各施設の社会的役割を把握し、自らのできること、
やりたいことを考慮した上で就職活動を行うことが大切です。