保育士を円満に退職できるタイミングとやるべきこと
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#保育士の働き方
作成日 2016/02/04
更新日 2023/05/19
保育士を円満に退職できるタイミングとやるべきこと
保育士を退職したいと考えているものの、どのタイミングで言い出せばいいかわからないと悩み、
悩んだ末、結局伝えそびれてしまった方も多いのではないでしょうか。
言い出しづらいとは思いますが、自分で動かなければいつになっても状況は変わりません。
ここでは、保育士を円満に退職できるタイミングとやるべきことについてご紹介します。
目次 |
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辞めるのはどの時期がよい?
退職するタイミングとして、一番良いのは年度末の3月です。
そして、退職する旨は1月には伝えましょう。
退職するということは、人が1人減るということ。
求人を出して抜けた人員を確保する期間、引き継ぎの期間を考えると2、3か月は見ておくべきです。
どんなに遅くても1か月前には伝えましょう。
しかし、最優先で考えるべきは自分のことです。
体調を崩して退職を考えた際、無理に年度末までがんばろうとして、
本格的に体を壊してしまっては元も子もありません。
その他、家庭の事情でやむを得ず退職しなければいけない際は、年度末に合わせる必要はありません。
退職するにあたってやるべきこと
退職する旨の報告
退職するにあたって、避けては通れないのが、退職の旨を上司、もしくは園長へ報告すること。
とても気まずいと思いますが、退職する旨はメールや電話ではなく、口頭で伝えるのが筋です。
伝える時間はみんなが保育園から帰った後、場所は周囲に人がいない場所が良いでしょう。
退職理由は、給与や待遇面、人間関係の理由などいろいろあると思いますが、
上司、園長に伝える退職理由は、できるだけ辞めざるを得ない理由を選びましょう。
給与が安いなどの理由を掲げたり、うやむやな言い方をしてしまうと、
待遇改善の提案を受けたり、条件を出されたりして、引きとめられる可能性があります。
そうならないようにするために、退職理由は、辞めざるを得ない理由をはっきりと伝えるべきです。
業務の引き継ぎ
退職する際に気をつけなければいけないのは、できるだけ保育園に迷惑をかけないことです。
今自分が行っている業務をできるだけ後任に引き継いでから退職するようにしましょう。
後任がいない際は、引継書を作成して、次に対応する人が困らないようにすべきです。
業務の引き継ぎは、自分主導で進めましょう。
まわりの動きに合わせると引継ぎが間に合わなくなってしまう可能性があります。
間に合わないと、退職後もフォローしなければならなくなるかもしれません。
保護者やお世話になった方への挨拶
退職する際は、保護者、子供に挨拶をしましょう。
人間関係がうまくいっていない保護者の方もいると思いますが、
挨拶して改めて話してみると、暖かく見送ってくれることもあります。
また、いきなりいなくなってしまうと、保護者、子供からの保育園の不信感につながるので、
保育園に迷惑をかけないためにも一言挨拶をしましょう。
退職するタイミングに留意し、やるべきことをしっかり行って、円滑に退職するようにしましょう。