保育士の給与水準について
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#保育士の働き方
作成日 2015/09/01
更新日 2023/05/24
保育士の給与水準について
お仕事探しをするうえで「お給料」ははずせないポイントですよね。 今回は保育士のお給料について、その実態と傾向、さらにはお仕事探しをする際お給料を比較するうえでのコツをご紹介しちゃいます☆彡
目次 |
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保育士の給与の実態
保育士の給与は、その責任の重さや業務の過酷さに対して低すぎるという指摘があります。
離職率の高さや、他業種への人材流出もこれが一因と言われています。
保育士の平均月給は、平成27年時点で約21万3200円。
全産業の平均値より10万円以上低くなっています。
これと同時期に募集のあった求人の給与をいくつか見てみましょう。
下の表は、東京都内の認可保育園の求人で、保育士の正職員の月給をまとめたものです。
保育士の月給事例(平成27年調べ) (東京都内 認可保育園 ※経験加算なし)
法人A | 法人S | 法人P | 法人L | 法人W | 5法人の平均 |
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〈200,000〉 | 〈199,776〉 | 〈199,000〉 | 〈186,000〉 | 〈170,000〉 | ≪190,955≫ |
経験加算のない、新卒または未経験者の月給です。
サンプル数が少なくあくまで目安ですが、平均的な相場は19万円台ということが分かります。
こちらは当社が扱っている都内の求人の相場ともほぼ合致しています。
低収入の改善策
こうした給与面の課題に対して、政府や企業も対策を始めています。
政府の子ども・子育て会議では、保育士の賃金を平均3%引き上げる方針を示しています。
保育士の処遇改善のため補助金の交付も行われており、
引き続き平成27年度の予算概算要求にも盛り込まれているようです。
また、保育施設運営の大手企業は、2015年の4月から保育士の月給を平均10%引き上げることを発表しています。
短大卒の初任給は従来より28,000円高い≪213,000円≫となります。
このように、少しずつではありますが、保育士の給与水準が上昇し始めています。
上記は、正職員の数値を示していますが、契約社員・パート・派遣社員についても相場は上がり始めています。
就職・転職活動のコツ
上記のことを考えると保育士資格を持つ求職者の皆さんが就職先を選定する際には、
給与水準の上昇を踏まえるといいでしょう。
なお、月給については、基本給と諸手当の内訳についても比較する必要があります。
例えば、月給200,000円の求人について考えてみます。
◆求人A: 基本給180,000円、諸手当20,000円
◆求人B: 基本給150,000円、諸手当50,000円
上記2つの求人は月給では20万円と同額ですが、基本給はAの方が3万円高い。
つまり賞与を算出する時の基準額がAの方が高いということですね。
そう、基本給の高いAの方がより多く賞与をもらえるんです♪♪
支給賞与の月数にもよりますが、賞与額を含んだ年収ベースで比較するといいでしょう。
お給料のトレンドを踏まえながら、当社は皆さんの就職・転職活動が成就するよう、全力でサポートいたします。
是非お気軽にご相談ください。